スタッフブログ

あなたの好きなにおいはなんですか?

みなさんこんにちは♪
縁屋笠寺、副施設長の久門です。
縁屋笠寺では、職員が新聞などの医療や福祉などなど、気になる記事があったら皆で共有していこう!ということでスクラップしています。
今回はその記事の中から、私の興味を持ったものをひとつご紹介をさせていただきます。

>【2010年8月24日 中日新聞 朝刊より】


アルツハイマー病「におい」で早期診断 鳥取大学が開発


☆かぎ分けで異常判別


物忘れなどの症状が極めて少ない早期のアルツハイマー病を、においの検査で見分ける手法を鳥取大の研究グループが開発した。
アルツハイマー病に根本的な治療法はないが、投薬や非薬物療法を早く始めることで、病気の進行を食い止める効果が高くなるとしている。

アルツハイマー病では、症状が目立たないごく早期から嗅覚(きゅうかく)異常が現れることが知られており、これを応用した検査の実用化が急がれている。
鳥取大グループは、日本人になじみのあるにおいを選ぶなどの工夫で、ごく早期での病気の判別を可能にしたという。

鳥取大リサーチアシスタントの神保太樹さん(生体制御学)や浦上克哉同大教授(同)らのグループが採用したのはヒノキやメントールなど12種類。

認知症の簡易テストや診察で早期アルツハイマー病とされた平均約80歳の早期患者33人と年齢の近い非患者40人で、におい検査を実施。早期患者には脳の画像診断などから病気の有無を確認した。
12種類のうち5種類以下しかかぎ分けられなかった人を「異常あり」として判定。
認知症簡易テストでは病気と判定できない、ごく早期の患者でも85%で嗅覚異常が見つかった。

神保さんは「従来の検査では判定できないごく早期でも見分けられた。
さらに精度を上げるほか、自費でも気軽に受けられるよう安価な検査として実用化を目指している」としている。

というものでした。
スタッフも皆「へぇー!」と興味津々に記事を読んでいました。

現在、アルツハイマー病やパーキンソン病と嗅覚障害との関連について、多くの研究が行われており、嗅覚の低下が早期診断に役立つ可能性が指摘されています。
これは、脳の中で嗅覚を司る部分が比較的、記憶を司る部分に近いところにありそれが、アルツハイマーの初期に嗅覚障害が起こることに関係があるようです。


今回の記事について調べていると、『臭い」と『記憶』の関連についての研究も進んでいるという情報も沢山見つけることができました。
嗅覚への刺激、匂いによる刺激が最も記憶を鮮明に想起させたという集計結果もあるようで、匂いによって想起される記憶は他の感覚器からの刺激に比べ、より情動的な反応を引き起こすことが明らかになっているそうです。


卵焼きのにおいでお母さんを思い出したり、蚊取り線香のかおりで夏の日の思い出がよみがえったり・・・記憶と感情と匂い、とても面白いものだと思います。
こうしたある特定の匂いがそれにまつわる記憶を誘発する現象は、フランスの文豪マルセル・プルーストの名にちなみ「プルースト効果(プルースト現象)」と言われています。
たしかに、経験ありますよね?
街ですれ違った人の香りが元彼と同じで急に付き合っていた頃のことを思い出した…とかあります・・・よね?笑

そんな関係があったのか!!!と妙に納得した久門でした。

「嗅覚」と「記憶」について、もう少し調べてみようかな・・・と感じる今回の記事でした。
また気になる記事あったら紹介していきますね♪

ちなみに、私は蚊取り線香の香りを嗅ぐとものすごく切なくなります。
私の記憶とどんな関係があるのか…気になります。